【湿邪って知ってる??】梅雨の体調不良には湿気対策が必要!!

役立つ生活メモ

梅雨時は、なぜか体がだるい。それ、湿気が原因の「湿邪」かもしれません。

 

湿気のせいでジメジメとすっきりしない日が続くと、洗濯物は溜まりカビが繁殖しやすく、気分までどんよりと落ち込んでしまいがちではないですか??

 

湿度が高い時期になると、「なんとなく体調が悪い」と感じることはないですか??そういえば、去年もこの時期に体調を崩した気がすると思い、調べてみると「湿邪」という症状のようでした。

 

今回は、湿度や湿気とは、何なのか??その対策方法と湿邪の予防についてお話をしていきます。

 

湿気・湿度・湿邪ってなに??

湿気は、湿邪やカビ、結露などの原因。体調にも影響するとはやっかいですよね。そもそも、湿気と湿度って何なのでしょう??

 

湿気・湿度とは??

湿気【しっけ】は、空気中に含まれる水蒸気の事です。湿度【しつど】は、大気中に含まれる水蒸気(湿気)の量を表した数値です。台風や雨など気温の変化で増減し、空気のしめり具合で不快に感じる人も多いですよね。空気の性質で、空気の温度によって水蒸気(湿気)の含む量が変わります

 

空気の温度が高いと水蒸気量が多く、空気の温度が低いと水蒸気量が少ないです。なので、梅雨の湿度60%と冬の湿度60%は、空気が含んでいる水蒸気量が違います。冬に湿度が60%なのに乾燥しているのは、気温が低いから空気が含んでいる水蒸気量が少ないからです。

 

梅雨は、気温も25度前後で湿度は雨が降れば90%以上と高いです。空気の温度は高めで空気中の水蒸気量も多く、ジメジメベタベタと不快に感じてしまいます。これが、梅雨の不快さの原因です。

一般的に快適な温度と湿度は、20℃くらいで40%~60%と言われています。

 

湿邪とは??

梅雨の時期に、体調不良を起こす湿気を東洋医学で【湿邪(しつじゃ)】と呼んでいます。湿度の高い所に長時間いることで、体に水分が溜まり、うまく発汗できなくなり体の中の水分バランスが乱れることで血行が悪くなって様々な症状が出てきます。

 

湿邪の症状

冷え・むくみ・不眠・無気力・だるさ・落ち込み・頭痛・耳鳴り・喉の違和感・腹痛・胃もたれ・肩こりなど

特に、女性は冷えなどにより自律神経の乱れやすいので注意が必要です。体に水分や老廃物が溜まる事で、症状が出てきます。私の場合は、冷えがひどく、肩こり、むくみ、胃もたれ、そして軽い頭痛でした。

 

参考:https://kotobank.jp/word/%E6%B9%BF%E9%82%AA-1817573

 

脱水にも注意しよう

もう1つ注意しておきたい事が脱水です。それは、湿邪とは逆の症状になりますが、蒸し暑くジメジメとし、体感が鈍ります。発汗がうまくできず体温調節効果が下がります。エアコンにより体の水分が思っている以上に奪われ、体内の水分と塩分のバランスも乱れやすく室内での熱中症が増えます。意識して水分摂取をし気をつけてくださいね。

 

対策方法は??

湿度計は、ありますか??普段から湿度を確認し、自分が過ごしやすい室温や湿度をチェックしておきましょう。先ほどもお伝えしたように一般的には、20℃くらいで40%~60%が快適と言われています。

 

湿気対策

実は、湿邪と気づいてから家の湿度計を観察するようになりました。この梅雨時期の私のお部屋は、なんと80%以上と湿度が高く驚きました。カビ対策に追われる日々です。

 

キッチンやお風呂場、トイレなどがそれぞれ近いので、湿気が溜まりに溜まっていました。その湿気をさらに、お布団やクローゼットの中のお洋服が吸ってしまい、余計に部屋中がどんより空気が重く、カビ臭く床も壁もベトベトと感じるくらいでした。

 

私が考えた湿気対策

①除湿剤

②除湿シート

③エアコン掃除

④サーキュレーターとエアコンドライ機能

⑤除湿機

 

除湿剤

除湿剤は、主にクローゼットなど自宅の湿気が溜まりやすい場所に置くプラスチックタンクのようなものです。プラスチックタンクの中には、「塩化カルシウム」は入っています。空気中の湿気を吸うことで溶けてタンクにお水が溜まっていく商品です。

スーパーやドラッグストアで3個で160円程度で購入できます。お部屋全体の湿気取りには向かず、クローゼットなどの狭い空間用です。

 

除湿シート

お布団の下に敷くことができる除湿シート。空気中や寝汗からお布団が吸った湿気をシリカゲルが吸い取ってくれます。カビやダニの対策にもなりますし消臭効果もあります。何より気持ちよく眠れるのでおすすめ。

この除湿シートは、天日干しすれば繰り返し使える優秀な商品です。

 

エアコンの掃除

エアコン掃除は、フィルターの掃除はしていたのですが、湿気のせいかどうもカビ臭く感じました。ドライ機能の効きが悪い気がして悩んでいました。業者に頼んでエアコンの掃除も考えましたが高額。

そこで、エアコン洗浄スプレーを購入しまいした。スプレーするだけなので一人でも簡単で短時間で終わります。歯ブラシなどで清掃しスプレーを噴射で、カビ臭さはなくなり個人的には満足な仕上がりでした。

 

サーキュレーターとエアコンのドライ機能

個人的には1番スッキリする方法です。サーキュレーターでお部屋の空気の流れを作り、ドライ機能で湿気を除去していきます。サーキュレーターは、できればコンセントが必要ないタイプがおすすめ。移動が簡単にできる方が様々な方向から空気を流すことができます。1Rなど一人暮らしのお部屋にはこの方法がおすすめです。

空気が動くことで部屋も快適になりますし、湿度の除去も早いです。

 

除湿機

除湿機は、1番確実です。値段が少々高めですし、電気代も気になりますが、購入して正解でした。除湿機を使ってみると感動です。除湿機の水タンクはあっという間に満水になり、数回繰り返すと湿度は65%前後まで下がりました。

除湿機はコンパクトなタイプがおすすめです。キッチンや洗面台など場所を変えても場所を取らず、使用しやすいです。

 

湿邪予防

湿邪は、体内に水分や老廃物が溜まり血行が悪くなって冷えなどを様々な症状を起こします。梅雨になってか気を付けるのではなく、日ごろから意識しましょう。

 

湿邪予防

・湯船に浸かる(サウナや岩盤浴もおすすめ)

・ホッカイロを活用する

・運動する

・利尿作用のある食べ物を取る

・規則正しい生活を心がける

・ストレスを溜めない

湿邪予防で1番効果的なのは、湯船にしっかりと浸かり、体を温め、気持ちの良い汗をかくことです。

体が温まると血行がよくなり、余計な水分や老廃物が排出されて体がすっきりと軽くなります。ほかには、利尿作用のある食べ物(きゅうり・すいか・パセリ・ほうれんそう・豆など)カリウムが豊富な物を積極的に摂取しましょう。

 

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まとめ

気温も上がり、梅雨や台風などで湿度が上がる事で湿邪という症状が現れ、そのまま暑い夏に入ると夏バテなど不調続きになりかねません。湿邪以外にもカビが原因でアレルギーや害虫が発生しやすくなります。

 

最近は、湿気防止・防カビのカーテンも売っていますので取り換え予定であれば候補の1つにしても良いかもしれませんね!!毎年湿気には悩んでいましたが、2~3年前あたりから特に湿気がひどくなったように感じています。

湿気が溜まり湿邪になる前に早めに対策をしていきましょう。

 

 



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