【役立つプチ知識】代表的な夏野菜の栄養と保管方法を知ろう!! 

役立つ生活メモ

熱中症や夏バテが、心配な夏。そんな時は、栄養がたっぷり、美味しい夏野菜を食べましょう。夏野菜には、水分やカリウムが豊富で利尿作用があり、むくみの解消や老廃物の排出をしてくれます。

 

ビタミンが豊富で日焼けした肌を改善し、夏の体を整えしっかり支えてくれます。夏野菜は、夏に必要な栄養素がたくさん取れる優秀な食べ物です。

 

夏野菜は、緑・黄色・赤・紫と色も鮮やかで食欲が増しそうです♪

 

 

夏野菜の種類と栄養

スーパーで販売している身近で、代表的な夏野菜16種類とその栄養をまとめてみました。

 

代表的な夏野菜の種類主な栄養素
うりβカロテン・ビタミンC・葉酸
枝豆ビタミンB1・カリウム・鉄分
オクラ葉酸・カリウム・βカロテン
キャベツビタミンC・カリウム・ビタミンU・カルシウム
きゅうりβカロテン・カリウム
ゴーヤビタミンC・葉酸・カリウム・モモルデシン
ししとうカプサイシン・βカロテン・ビタミンK・ビタミンC
つるむらさきβカロテン・ビタミンC,E・カルシウム・鉄分・葉酸
とうがらしβカロテン・ビタミンC・ビタミンE・カプサイシン
とうもろこしビタミンB4,C・カリウム・アミノ酸・脂肪酸
トマトリコピン・βカロテン・ビタミンC,E・カリウム
なすナスニン・カリウム
ピーマンβカロテン・ビタミンC・カリウム・葉酸
にんにくビタミンB1・カリウム・アリシン
かぼちゃβカロテン・ビタミンB,C,E・鉄分・カリウム
みょうがカリウム・ビタミンB,C・アルファピネン

夏野菜には、本当にカリウムやビタミンが豊富に含まれていますね♪

 

カリウムとビタミンについて

夏野菜に豊富に含まれているカリウムとビタミン、それぞれどんな効能があるのでしょうか??

 

カリウム

カリウムは、利尿作用がありむくみや老廃物の排出、血圧を下げる効果も期待されます。カリウムの1日の摂取量は、成人男性2,500~3,000mg、成人女性2,000~2,600mg。高血圧予防のためには1日3,510mgと言われています。

 

現代の日本人は、カリウムが不足することは、ほとんどないとですがカリウムが不足すると高血圧、脱力感や疲労感、食欲不振、しびれなどの症状が現れます。

 

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ビタミン

ビタミンは体の生理機能を潤滑に制御するための物質。水溶性ビタミン(ビタミンB1.B2.B6.B12.C、ビオチン、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、フォラシン)と脂溶性ビタミン(ビタミンA.D.K.E)があります。ビタミンは体内で必要量を作り出すことはできないので食事やサプリメントから摂取します。

ビタミンが不足するとビタミンの種類によって夜盲症や口角炎、脚気など様々な症状が現れます。バランスよく意識してビタミンを摂取する必要があります。

 

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夏野菜の保管方法

野菜保管方法
うり生食OK。冷蔵保管。乾燥や冷気に弱いので新聞紙などで包み野菜室で保存。切った場合は種を取って保存。3日は美味しさキープ。冷凍には不向きだが、カットし塩もみや味付け、下茹でなどの処理をして冷凍すれば1カ月は保存可能。
枝豆生食おすすめしない。冷凍保存。生のまま冷凍してもOK,茹でて冷凍してもOKで1か月は保存可能。枝から取ると劣化が早い。冷蔵庫では、乾燥に弱いので生で保管するなら濡らした新聞紙で包む。
オクラ生食OK。冷蔵庫なら冷気に弱いので新聞紙などに包んで5日まで保管可能。冷凍は不向きと言われるが、下処理を行い生でも茹でても冷凍庫で1か月保存可能。
キャベツ生食OK。冷蔵保管。芯を取り湿ったキッチンペーパーを芯があった所に詰める。立てて冷蔵庫へ。冷凍可能。カットししっかり密閉して冷凍庫で1か月保管可能。
きゅうり生食OK。冷蔵保管。水分と冷気に注意。キッチンペーパーにつつみ野菜室へ。冷凍の場合は、薄くカットし塩もみして水気を切って冷凍庫へ。味が落ちるので調理して食べると良い。
ゴーヤ生食OK。2日ならそのまま置いていても大丈夫。冷蔵保管は、ワタを取りキッチンぺーパーで包み野菜室で10日保管可能。冷凍保存は、カットし水にさらすか、塩もみし水気を取り1か月保管可能。
ししとう生食OKだがあまりオススメしない。冷凍保存。洗い水気を取って重ならないように密閉し冷凍庫で1か月保管可能。冷蔵庫では、3日程度で乾燥し傷み始める。
つるむらさき生食OKだがあまりオススメしない。冷蔵保管。乾燥に弱いので湿らしたキッチンペーパーや新聞紙で包み、立てて野菜室で保管。冷凍保存は味が落ちやすい。硬く茹でて冷ましカットして水気を取り1か月保存可能。
とうがらし生食OK。生とうがらしは水分に弱いので水気を切って冷蔵庫保管で1週間。冷凍保存は1本ずつラップで巻くと3か月保管可能。
とうもろこし生食オススメしない。種類によっては生食OK。冷蔵保管は皮付のままキッチンペーパーに包み立たせて野菜室で3日。冷凍保存は皮付きのままラップに包み密閉して冷凍庫で2か月保存可能。茹でて冷凍保存の場合は水気をよく取り密閉し1か月保存可能。
トマト生食OK。2日程度なら常温も可能でリコピンが増える。冷蔵保管は2週間。冷凍保存はカットして密閉、うま味が増える。冷凍保存は1か月。
なす生食OK。常温は風通しのよい場所で3日。冷蔵保存は、1本ずつラップで包み10日保管可能だが早めに食べる事。冷凍は不向きとも言われているが、カットしてアク拭きをし水気を切って冷凍庫で1か月保存可能。
ピーマン生食OK。常温で1週間は保管可能。冷蔵保管は、水気に弱いのでキッチンペーパーに包んで野菜室で3週間。冷凍保存は、カットして1か月保存可能。
にんにく生食おすすめしない。皮付きのまま湿気の少ない場所で2か月保管。冷蔵保管は新聞紙などに包みチルド室へ。スライスやすりおろしたにんにくは冷凍保存がおすすめ。
かぼちゃ生食オススメしない。種類によっては生食OK。購入後、ワタを除去し冷蔵保管はラップをし野菜室で4日。冷凍保存はカットし生のままでも茹でても可能。
みょうが生食OK。冷蔵保管は湿らせたキッチンペーパーに包み袋に入れて野菜室で1か月。(数日に1回キッチンペーパー交換)冷凍保存は1つずつラップで包んで袋に入れて2か月。

 

まとめ

夏野菜は、夏を元気よく過ごすために必要なビタミンやカリウムなどの栄養が豊富です。緑、赤、黄色、紫の見た目の鮮やかさで、唐辛子、みょうが、にんにくの香りで、夏バテで落ちた食欲も回復しそうですね。

 

豪雨で野菜が高騰していますが、正しく保管すれば日持ちします。よく考えて適切な野菜の保管方法を選びましょう。冷凍保存の際は、事前にカットや下ごしらえをしておけば、便利です。バランスよく楽しい食事を心がけ楽しく健康な夏を過ごしましょう。

 

 

 




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